私たちは、何度も輪廻転生している
私たちは、永遠の魂の存在として、何度も輪廻転生を繰り返しています。そして、「今回の人生はこれをしたい!」というテーマ(魂の願い)を抱いて生まれてくるのです。そして人生を生きて、肉体を脱ぎ捨てた後、再び、もといた世界へ帰っていくのです。このように、私たちは、永遠の生命を生きる魂の存在なのです。ここで2つの言葉を紹介します。
・「実在界」(じつざいかい)…魂の本体が「実在」する次元。
中心部分には、エネルギーの大元、源(ソース)の次元があり、一般的に、「あの世」、高次元宇宙と呼ばれています。スピリチュアル界隈では、「宇宙」というとき、この「実在界」を表していることが多いです。
・「現象界」(げんしょうかい)…私たちが今生きている3次元地球(この世)のことであり、物理的な「現象」が発生する次元。
実在界の広大な宇宙の中の、ほんの一部分、物質として肉体生命が存在できるごくごく限られた世界、それが、今私たちがいる「現象界」なのです。
永遠、という広大無辺な宇宙の中で、たかだか100年足らず、限られた時間と限られた魂だけが体験できる特別な世界、それが「現象界」なのです。私たちは、今、この特別な体験ができる時間とチャンスを与えられているのです。苦労や嫌な出来事も沢山ありますが、せっかく遊びに来ているのですから、もっと「現象界」を楽しまないともったいない! そう思いませんか?
ちなみに、普段私たちが使っている日本語の中に、「現実」という言葉があります。
「現実」とは、「現象界+実在界」のことであり、物事は、目に見える3次元の世界だけでなく、あの世(実在界)も含めて互いに影響を及ぼし合っていることを表した言葉です。
また、夢や願いが叶うことを「実現する」といいますが、魂のヴィジョン(実在界にいるときに決めてきたヴィジョン)をこの世(現象界)で叶えることを、「実→現」と表現したのです。
言葉って、深いですね。
皆さん、せっかく現象界に旅行に来ているのですから、現象界を楽しんで帰りましょうね!
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