「職業訓練学校」化した日本の大学
今日も「ラグジュアリーな魂の旅」にようこそ✨✨
中世ヨーロッパでは、「天文学」「数論」「幾何学」「音楽」の4つの学問「四科」と、「文法」「修辞学」「弁証法」の「三科」を合わせて、「自由七科」とされ、高等教育のきそてきな学問とされていました。これが今日のリベラルアーツ教育につながっていったのです。
つまり、大学とは、学問、真理を探究し、己を成長させる場所であるということなのです。この考え方は、現在の欧米の大学教育の基盤になっています。
ところが、日本の大学ではどうでしょうか。日本の大学は、就職するために必要な「大卒」という資格を得るための「職業訓練学校」化したものになっていないでしょうか。
それどころか、学生がお客様化し、必死に大学側が受験生にPRして、うちの大学が就職などに有意であることを宣伝しないと学生が集まらない状況になりつつあるのです。
これは単に大学の国際競争力低下の話では済まされず、日本の国力の低下に直結します。なぜなら、学生確保という目先のことにとらわれすぎて、「真理の探究」という本来の大学の使命に向き合えていないからです。
私は以前から、国語、数学、などの科目と並んで、宇宙の法則や真理を学ぶ時間を学校教育の中に作るべきだと考えてきました。それは、道徳や倫理というものにひとくくりにされるのではなく、この宇宙に人間として生かされた意味を考えるものです。本来のスピリチュアルの役目はそこにあるのです。
私はこれからも、本来のスピリチュアルの視点に立った内容をこのブログやセッション等で発信していくつもりです。
必要な方に届きますように。
コメントを残す